第 35 回レーザセンシング シンポジウム
国立研究開発法人 情報通信研究機構 1号館4階 国際会議室/TV会議室
実行委員長: 石井昌憲 情報通信研究機構
実行委員: 青木 誠、岩井宏徳、及川栄治 情報通信研究機構
第 1 日 8 月 31 日 (木)
開会の挨拶 (9:50-10:00)
A. 大気観測(1) (10:00-11:30) 座長: 及川栄治(NICT)、神 慶孝(環境研)
A-1 衛星観測とCPS雲粒子ゾンデを用いた中高緯度の雲の時空間分布
○岩崎杉紀(防大)、藤原正智(北大)、柴田 隆、坪木和久(名大)、小野貴司(北大)、杉立卓治(明星電気)、岡本 創、佐藤可織、片桐秀一郎(九大応力研)
A-2 改良された雲マスクと雲粒子タイプ識別スキームによる水・氷雲雲量の年々変動解析
○片桐秀一郎、佐藤可織、岡本 創、藤川雅大(九大応力研)
A-3 CALIPSO・MODIS・CloudSatを用いた雲物理特性の解析
○北方大貴(九大総理工)、岡本 創、佐藤可織、片桐秀一郎(九大応力研)
A-4 CALIOPとMODISの複合解析によるエアロゾル組成の全球三次元分布プロダクトの開発
○工藤 玲(気象研)、西澤 智明、日暮 明子(環境研)、及川 栄治(NICT)、藤川 雅大(九大応力研)
A-5 フィリピンBurgosでのGOSAT-2検証のためのライダー観測の開始
○内野 修(環境研)、酒井 哲、泉 敏治、永井智広(気象研)、森野勇(環境研)、ジェリー・バグタサ(フィリピン大)、ヴォルテェア・ヴェラツコ(ウロンゴン大)
A-6 高分解能1.3GHz帯ウィンドプロファイラの開発
○山本真之、川村誠治(NICT)、西村耕司(極地研)
コーヒーブレイク (11:30-11:45)
B. ライダー技術(1) (11:45-12:30) 座長: 今城勝治(三菱電機)
B-1 デジタルコヒーレントライダー
○土田英実(産総研)
B-2 ナノアンテナ結合型中赤外ホットエレクトロンボロメータミキサの検討
○川上 彰(NICT)、島影 尚(茨城大)、堀川隼世(福井高専)、兵頭政春(金沢大)、齋藤伸吾、田中秀吉、鵜澤佳徳(NICT)
B-3 Applicability of Random-Modulation CW Technique on LED Mini-Lidar for Mars Rover
○Prane Mariel Ong、Tatsuo Shiina、Naohiro Manago、Hiroaki Kuze(Chiba Univ.)、Hiroki Senshu (Chiba Institute of Technology)、
Naohito Otobe(Fukuoka Univ.)、George Hashimoto(Okayama Univ.)、Yasuhiro Kawabata(MRI)
昼食 (12:30-13:45)
C. 飛翔体搭載ライダー (13:45-14:45) 座長: 加瀬貞二(NEC)
C-1 ISS搭載植生ライダー(MOLI)の開発
○三橋 怜、室岡純平、境澤大亮、今井 正、木村俊義(JAXA)、浅井和弘(東北工大)、水谷耕平(NICT)
C-2 植生ライダーによる地表面計測
○水谷耕平、石井昌憲、青木 誠、落合 啓(NICT)、大塚涼平(首都大)、浅井和弘、佐藤 篤(東北工大)、今井 正、境澤大亮、室岡純平、三橋 怜、木村俊義、林 真智(JAXA)、
澤田義人(国環研)、梶原康司、本多嘉明(千葉大)、遠藤貴宏(RESTEC)、下田陽久(東海大)
C-3 次期惑星探査用レーザ高度計の検討
○生瀬裕之、橋本並樹、加瀬貞二、川原章裕(NEC)、千秋博紀(千葉工大)、水野貴秀(JAXA)
C-4 観測システムシミュレーション実験(OSSE)を用いた、衛星搭載風ライダー(DWL)のインパクト評価
○岡本幸三(気象研・NICT)、石井昌憲、Philippe Baron(NICT)、石橋俊之、田中泰宙(気象研)、蒲生京佳(富士通FIP)、山下浩二(気象衛星センター)、久保田拓志(JAXA)
S. 特別セッション「未来の光センシング技術を語る」 (14:45-15:45) 座長: 石井昌憲(NICT)
S-1 光子を用いた量子計測とその展望
○竹内繁樹(京都大学 大学院工学研究科 教授)
S-2 高出力深紫外LED光源の開発
○井上振一郎(情報通信研究機構 紫外光ICTデバイス先端開発センター センター長 )
P. ポスター発表 (15:45-17:15) 座長: 岩井宏徳(NICT)、青木 誠(NICT)
P-A. ライダー技術
P-A1 低温域でのTm,Hoコドープレーザの電子冷却化の検討
○佐藤 篤, 草刈星貴, 伊藤大喜(東北工大)
P-A2 2µmコヒーレントドップラー風ライダーの送信機効率の改善
○青木 誠(NICT)、大塚涼平(首都大)、石井昌憲、水谷耕平(NICT)
P-A3 小型コヒーレントライダー用光源の開発
○長澤親生、阿保 真、柴田泰邦(首都大)
P-A4 気温観測用HSRLに用いるカリウムファラデーフィルタの最適設計
○菅原悠真、阿保 真(首都大)
P-A5 水蒸気DIAL水平スキャン観測波長の誤差シミュレーション
○高坂直矢、阿保 真(首都大)
P-A6 水中浮遊物質の鉛直分布計測のためのバイスタティックイメージングライダーの室内実験
○阿保 真、清水 匡(首都大)
P-A7 小型半導体励起固体レーザを利用した可搬型SO2-DIALの検討
○加藤美優、柴田泰邦(首都大)
P-A8 CO2-DIALにおける地表から光軸交差高度までのCO2カラム量の導出
○柴田泰邦、長澤親生、阿保 真(首都大)
P-A9 GNSS可降水量とメソ数値予報モデルを用いた水蒸気ラマンライダーの校正手法の開発
○柿原逸人、矢吹正教、津田敏隆(京大)、塚本 誠、長谷川壽一(英弘精機)
P-A10 下部対流圏下層水蒸気密度CWライダーの開発
○内海通弘、待鳥雄哉、福島 龍(有明高専)
P-A11 衛星搭載コヒーレントドップラー風ライダーシミュレータを用いた地表面散乱のゼロドップラー速度に関する研究
○石井昌憲、Philippe Baron、村田健史(NICT)、岡本幸三、石橋俊之、田中泰宙、関山剛、眞木貴史(気象研)、蒲生京佳、高橋千佳子(富士通FIP)
P-B. ライダー計測
P-B1 後退する海風前線の移動速度
○岩井宏徳、青木 誠(NICT)
P-B2 Diurnal Behavior of Aerosol Extinction Coefficient Based on Lidar and Ground Sampling Instruments
○Prane Mariel Ong、Tatsuo Shiina、Nofel Lagrosas、Hiroaki Kuze(CEReS, Chiba Univ.)
P-B3 船舶搭載Raman-Mieライダーで得られた洋上エアロゾルの光学特性
○谷口京子(JAMSTEC)、松井一郎(mss)、西澤智明、清水 厚(環境研)、勝俣昌己(JAMSTEC)
P-B4 紫外ラマンライダーによる対流圏エアロゾルの光学的性質と水蒸気混合比の観測
○村山利幸(海洋大)
P-B5 福岡での蛍光ライダーによる大気エアロゾルの蛍光観測〜地上サンプリング計測との比較
白石浩一 (福岡大学)、○水谷耕平、石井昌憲、及川栄治、安井元昭(NICT)、齊藤保典、冨田孝幸 (信州大学)、原圭一郎、林 政彦 (福岡大学)
P-B6 福岡における黄砂のライダー観測
○及川栄治、石井昌憲(NICT)、白石浩一(福岡大)、西澤智明(環境研)、是津耕司(NICT)
P-B7 共鳴散乱ライダーで観測されたスポラディックNa層と太陽活動との関係に関する統計的解析
○酒井大士、阿保 真(首都大)
P-B8 光リモートセンシングによる金属層の動態研究: オーロラ粒子による影響
○津田卓雄(電通大)、中村卓司、江尻 省、西山尚典(極地研)、阿保真(首都大)、津野克彦(理研)、野澤悟徳(名古屋大)、川原琢也(信州大)、川端哲也(名古屋大)、
斎藤徳人、和田智之(理研)、C. M. Hall(ノルウェー北極大)、高橋透(極地研)、J. Gumbel、J. Hedin(ストックホルム大)
P-C. レーザセンシング
P-C1 衛星レーザ測距設備(SLR)のキロヘルツ化
○加瀬貞二、橋本並樹、黛 克典、川原章裕(NEC)、大井浩二(オーテックス㈱)、領木萌子、安達高博、秋山恭平、中村信一、伊藤寛行 (JAXA)
P-C2 植物成育情報取得のための超広帯域スペクトル画像計測システム
○西村 彬、片岡圭司、久保孝太、大谷武志、冨田孝幸、齊藤保典、児山祥平、石澤広明(信州大)
P-C3 LEDミニラマンライダーによる水素ガス定量計測
○椎名達雄(千葉大)、辻 建二(中部電力)、杉本幸代、朝日一平(四国総研)
P-C4 ラマンイメージングによる埋設導管の損傷に伴う水素拡散挙動の可視化
○朝日一平、杉本幸代、星野礼香、市川祐嗣、荻田将一、三木啓史(四国総研)、寺田敦彦、上地 優、日野竜太郎(原子力機構)
会長挨拶・委員会報告 (17:15-17:45)
第 2 日 9 月 1 日 (金)
D. レーザ技術・ライダー技術(2) (9:00-10:45) 座長: 藤井 隆(電力中研)、椎名達雄(千葉大学)
D-1 伝導冷却型Tm,Ho:YLF MOPAシステムの研究開発
○青木 誠(NICT)、佐藤 篤(東北工大)、石井昌憲、水谷耕平、落合 啓、久保田実(NICT)
D-2 水蒸気計測へ向けた平面導波路型増幅器による1.53µm帯高強度増幅
○廣澤賢一、今城勝治、崎村武司、亀山俊平、柳澤隆行(三菱電機)
D-3 1.53µm帯コヒーレント差分吸収ライダによる水蒸気分布の計測結果
○今城勝治、廣澤賢一、亀山俊平、柳澤隆行(三菱電機)
D-4 3波長DIALを用いた境界層中のCO2濃度と気温分布の同時観測
○柴田泰邦、長澤親生、阿保 真(首都大)
D-5 深紫外マイクロチップレーザを用いた高空間分解能小型水素ライダの開発
○荻田将一、杉本幸代、三木啓史、朝日一平(四国総研)、椎名達雄(千葉大)
D-6 竹富島海底温泉の海水評価と海上ラマンライダーシステムの開発
○染川智弘、藤田雅之(レーザー総研)
D-7 走査型干渉計を用いた二波長高スペクトル分解ライダーの開発(その1)
○神 慶孝、西澤智明、杉本伸夫(環境研)、岡本 創(九大応力研)
コーヒーブレイク (10:45-11:00)
E. レーザセンシング (11:00-12:15) 座長: 染川智弘(レーザー総研)
E-1 高濃度散乱媒質中における非回折光伝搬特性の解析
○シャフケティ アリフ、彭 梓斉、椎名達雄(千葉大学)
E-2 レーザラマン分光法による直列型マルチガス多点監視システムの開発
○市川祐嗣、杉本幸代、星野礼香、荻田将一、三木啓史、朝日一平(四国総研)
E-3 レーザドップラー振動計による路面状態識別の基礎実験結果
○西野祐一、児島涼太、今城勝治、亀山俊平(三菱電機)
E-4 CARSによる水素ガス検知感度向上に向けた励起条件の最適化
○杉本幸代、朝日一平(四国総研)、椎名達雄(千葉大)
E-5 LIBSによる磁器がいし付着塩分の遠隔計測
○藤井 隆(電中研)、元木浩平(東工大)、屋地康平、江藤修三(電中研)、堀田栄喜、末包哲也(東工大)
昼食 (12:15-13:30)
F. 大気観測(2) (13:30-15:15) 座長: 西澤智明(NIES)、谷口京子(JAMSTEC)
F-1 多視野角・多重散乱偏光ライダによる雲・降水・エアロゾル識別手法
○藤川雅大(九大総理工)、岡本 創、佐藤可織、片桐秀一郎(九大応力研)、西澤智明、杉本伸夫、神 慶孝(環境研)、工藤 玲(気象研)、鷹野敏明(千葉大)
F-2 高スペクトル分解能ライダによるエアロゾル・雲のライダ比と偏光解消度の解析
○北原 拓(九大総理工)、岡本 創、佐藤可織、片桐秀一郎(九大応力研)、杉本伸夫、西澤智明、神 慶孝(環境研)、工藤 玲(気象研)
F-3 モンゴル・ダランザドガドにおけるアジアダストのシーロメーター観測:AERONETサンフォトメーターによるデータ補正
○河合 慶、甲斐憲次(名古屋大)、神 慶孝、杉本伸夫(環境研)、D. Batdorj(NAMEM)、E. Davaanyam(IRIMHE)
F-4 ゴビ砂漠におけるエアロゾルの質量‐後方散乱係数について
○小原一真(名大院環境)、牧 輝弥(金沢大)、能田 淳(酪農学園大)、E.DAVAANYAM(モンゴル気象水文環境情報研究所)、源 祐輝、河合 慶、甲斐憲次(名大院環境)
F-5 Aerosol characterization in the lower atmospheric boundary layer from LIDAR and DOAS measurements
○NOFEL LAGROSAS、PRANE MARIEL ONG、JAMRUD AMINUDDIN、SHINICHIRO OKUDE、HIROAKI KUZE(CEReS, Chiba Univ.)
F-6 ライダーデータを用いたエアロゾル種推定手法の性能評価: 地上サンプリングデータとの比較
○西澤智明、杉本伸夫、清水 厚(環境研)、原由香里(九州大学)、鵜野伊津志(九州大学)
F-7 南米(アルゼンチン、チリ)対流圏エアロゾル観測ライダーネットワークの構築
○杉本伸夫、神 慶孝、西澤智明、清水 厚(環境研)、水野 亮(名古屋大)、Pablo Ristori、Lidia Otero、Sebastian Papandrea、Jacobo Salvador、
Eduardo Quel(CEILAP, Argentina)、Boris Barja(University of Magallanes, Chile)、Albane Barbero, Paula Etala(National Met Service, Argentina)
表彰式・閉会挨拶 (15:15-15:45)
広野賞受賞者:
該当者なし
* 広野賞は35歳以下の若手による発表(講演発表、ポスター発表を問わず)を対象とする奨励賞です。
ベストポスター賞受賞論文:
P-C4 ラマンイメージングによる埋設導管の損傷に伴う水素拡散挙動の可視化
○朝日一平、杉本幸代、星野礼香、市川祐嗣、荻田将一、三木啓史(四国総研)、寺田敦彦、上地 優、日野竜太郎(原子力機構)