Laser Sensing Webinar
レーザセンシングセミナー

レーザセンシング学会企画委員会では、産業応用が進むライダーに関わる技術の基礎、最新動向、将来像等について、各分野の専門家や第一人者を招いて会員向けのオンラインセミナーを開催しています(旧産業応用ライダーセミナー)。


第18回のセミナーは、自然科学研究機構 分子科学研究所 平等拓範 教授を講師にお招きして、下記の要領で開催予定です。

開催日時:2025年10月2日(木)15:30〜17:00
 講演題目:小型集積レーザーによるリモートセンシングの可能性
 講師:  平等拓範(自然科学研究機構 分子科学研究所 社会連携研究部門 特任教授)
 講演概要:固体レーザーは,狭線幅スペクトルやジャイアントパルス,超短パルスなど高輝度光発生に優れており,
      非線形光学の進展と相まって量子エレクトロニクス分野を切り拓いてきた.そして産業からインフラ整備,
      医療まで幅広い分野での利用が進んでいる.そして今もなお重力波観測やレーザー核融合,レーザー粒子加速,
      さらにアト秒科学など量子力学のフロンティアを牽引している.
      しかし,従来の固体レーザーは大型,不安定で効率も低く,その利用が制限されてきた.本講演では,近年の
      固体レーザー媒質そのものの機能発現を探求するマイクロ固体フォトニクス(Micro Solid-State Photonics)
      の展開について紹介したい.特に,可能となった表面活性化による直接接合は,固体レーザーに革新をもたらしている.
      パワーレーザーの小型集積化や高輝度化を可能としてきたレーザーセラミックス,分極反転,などと併せ学理と
      社会実装,そして小型集積レーザー(Tiny Integrated Laser, TILA)におけるスタートアップの話題も含め
      リモートセンシングにおける可能性につき議論したい.
 場所:  オンライン(zoom)
 参加費: 無料(レーザセンシング学会会員)、非会員の方は入会*を条件に無料で参加可能です。
      (なお、非会員の方も一回に限りセミナーを視聴できる「お試し視聴」を実施しています。
      「お試し視聴」を希望される場合は、セミナー登録フォームの会員番号欄に1111と記入いただき、
      氏名、所属、メールアドレス等も漏れなくご記入ください。)

聴講をご希望される方は以下のフォームから登録をお願いいたします。

(セミナー登録フォーム)

オンライン接続情報は、セミナーの一週間前を目途にメールでお知らせいたします。



 お問合せ先:
  藤井(東京大学)fujii(at)p-front.t.u-tokyo.ac.jp ((at)=@)

 *レーザセンシング学会への入会はこちらから。(入会費無料、年会費2000円、学生500円)



会員の皆様には、これまでのレーザセンシングセミナー(産業応用ライダーセミナー)の講演動画と講演資料もご覧いただけます。こちらのリンクから。




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