第 38 回レーザセンシング シンポジウム
2020年9月3-4日(Zoomによるオンライン形式)
第 38 回レーザセンシングシンポジウム実行委員会
委員長: 東北工業大学 佐藤 篤
副委員長: 東京大学 藤井 隆
現地協力: 東北工業大学 浅井和弘, 三宅良宜
第 38 回レーザセンシングシンポジウム協賛企業
有限会社イーオーアール、ルミバード・ジャパン株式会社、カンタム・ウシカタ株式会社、株式会社アイ・アール・システム、Amplitude Japan 合同会社、株式会社日本レーザー、英弘精機株式会社、セブンシックス株式会社
9月 3 日
8:45 ‒ 9:00 開会式
9:00 - 10:15 Session A (センシング技術) 座長 藤井 隆(東大)
A1. レーザーラマン分光を利用した水中油の遠隔計測技術の開発
○染川智弘 (レーザー総研・阪大レーザー研),伊澤 淳 (IHI),藤田雅之 (レーザー総研・阪大レーザー研), 河仲準二 (阪大レーザー研),久世宏明 (千葉大)
A2. ラマンイメージングによる埋設導管損傷時の 漏えい水素拡散挙動への地中内障害物の影響評価
○杉本幸代,市川祐嗣,荻田将一,朝日一平 (四国総研)
A3. ダストと排ガス成分の同時連続計測技術の評価
○川﨑剛洋 (テクノ・サクセス),柳瀬育彦 (エナジーサポート),朝日一平 (四国総研)
A4. 青色外部共振器型半導体レーザを用いた小型ラマンガスセンサの開発
○市川祐嗣,朝日一平 (四国総研),山口 滋 (東海大)
A5. 深紫外波長域におけるラマン光の遠隔計測用受光系の開発
○江藤修三 (電中研),市川祐嗣,荻田将一,朝日一平 (四国総研)
10:15 - 10:45 休憩 (質疑コアタイム)
10:45 - 11:45 Session B (レーザ技術) 座長 佐藤 篤 (東北工大)
B1. 環境センシングに向けた光コム光源の検討
○中嶋善晶 (東邦大)
B2. 擬似ランダム変調共鳴散乱ライダー用 CW 光源の提案
○福島友梨香,阿保 真(都立大)
B3. テラヘルツ領域における周波数可変高次光渦の発生
○鶴丸将平,戸部雄輝, 野村 陸,井上一馬,辻 将太 (千葉大院融合理工), 宮本克彦,尾松孝茂 (千葉大院融合理工・千葉大分子キラリティー研)
B4. 自己波長切替発振レーザーを用いたテラヘルツ波帯瞬時差分吸収計測
○瀧田佑馬 (理研),和田芳夫,池應敏行 (リコー),縄田耕二 (理研),東 康弘 (リコー),南出泰亜 (理研)
11:45 ‒ 12:45 昼食 (質疑コアタイム)
12:45 - 14:00 Session C (ライダー観測 1) 座長 今城勝治 (三菱電機)
C1. 対流圏下部水蒸気観測用差分吸収ライダーの開発
○内海通弘,石田真輝,藪内瑛万 (有明高専)
C2. コヒーレント差分吸収ライダによる水蒸気鉛直分布と局地解析の比較
○田中久理,今城勝治,中野貴敬,柳澤隆行 (三菱電機), 佐藤正樹,伊藤純至 (東大大気海洋研)
C3. 下層水蒸気の積乱雲の発生発達への寄与
○吉田 智,酒井 哲,永井智広,小司禎教,瀬古 弘 (気象研)
C4. 水蒸気 DIAL に用いる統計誤差に関する検討
○太田史也,阿保 真(都立大)
C5. 波長 266 nm レーザーを用いたラマンライダーによる水蒸気量の東京での観測
○内保裕一,松木一人,吉田秀司,竹内栄治,長谷川壽一 (英弘精機),矢吹正教 (京大生存研)
14:00 - 14:30 休憩 (質疑コアタイム)
14:30 - 15:30 特別記念講演 座長 浅井和弘 (東北工大)
S1. 極微弱発光による生体計測 -稲場生物フォトンプロジェクトからの 30 年-
○小林正樹 (東北工業大学)
S2. シリコンフォトニクスを用いたソリッドステートライダーへの挑戦
○馬場俊彦 (横浜国立大学)
15:30 - 16:00 休憩 (質疑コアタイム)
16:00 - 16:15 産業応用ライダーに関するプロジェクト調査委員会の紹介
16:15 - 16:30 功労賞授賞式
16:30 - 17:00 功労賞受賞記念講演
9月4日
9:00 - 10:30 Session D (ライダー観測 2) 座長 西澤智明 (環境研)
D1. 近距離計測に対応した車載型ライダーによる高層ビル街上空のエアロゾル立体分布計測
○矢吹正教,藤井一輝 (京大生存研),三浦和彦,森 樹大 (東京理科大),速水 洋 (早大),久世宏明 (千葉大),齊藤保典 (信州大)
D2. イラン・アフワズにおけるシーロメータを利用した砂塵の観測
○清水 厚,神 慶孝,杉本伸夫 (環境研),眞木貴史 (気象研),櫻井元樹 (アイ・アール・システム)
D3. ニュージーランド・ローダー上空高度 24-31 km で観測されたオーストラリア森林火災起源と考えられる非球形粒子と低濃度オゾン
○酒井 哲 (気象研),内野 修 (気象研・環境研),永井智広,吉田 智, 小司禎教,大島 長,眞木貴史 (気象研),森野 勇 (環境研), Richard Querel,Ben Liley (ニュージーランド国立大気水圏研究所)
D4. SAVER-Net ライダーで観測されたアルゼンチン北部におけるダストおよびスモークの解析
○神 慶孝,西澤智明,清水 厚,杉本伸夫 (環境研),水野 亮 (名大),
Sebastian Papandrea (Servicio Meteorológico Nacional)
D5. パーティクルカウンティングライダーによる浮遊火山灰の遠隔粒径分布計測
○清水幸樹,阿保 真 (都立大)
D6. UV ミー散乱と蛍光検出を組み合わせた LIDAR 大気観測システム
○切中拓矢,菅野悠真,西村 彬,河合恭之介,土井 光,細川哲也,大谷武志,齊藤保典 (信州大)
10:30 - 11:00 休憩 (質疑コアタイム)
11:00 - 12:15 Session E (ライダー観測 3) 座長 染川智弘(レーザー総研)
E1. 波長可変共鳴散乱ライダーによる南極昭和基地での金属原子層観測
○江尻 省,西山尚典 (極地研), 津田卓雄 (電通大),津野克彦 (理研),中村卓司 (極地研),
阿保 真 (都立大),川原琢也 (信州大),小川貴代,和田智之 (理研)
E2. 1.6 μm DIAL による対流圏中層の CO2 観測
○柴田泰邦,長澤親生,阿保 真(都立大)
E3. 掃引型紫外ライダーによる室内エアロゾル分布の計測
○杉本伸夫,西澤智明,神 慶孝 (環境研),左成信之,板谷庸平,横川守久 (柴田科学)
E4. 日中における植物蛍光と周辺大気ラマン散乱の同期計測が可能な 分光型ライダー
○齊藤保典,土井 光,宇都宮成弥,切中拓矢,菅野悠真,河合恭之介,細川哲也,大谷武志 (信州大),椎名達雄 (千葉大),矢吹正教 (京大生存研),平藤雅之 (東大)
E5. 分光型ライダーの農業分野への利用法提案
○齊藤保典 (信州大),椎名達雄 (千葉大),染川智弘 (レーザー総研),矢吹正教 (京大生存研),平藤雅之 (東大)
12:15 ‒ 13:15 昼食 (質疑コアタイム)
13:15 - 14:45 Session F (ライダー技術) 座長 椎名達雄(千葉大)
F1. 2μm 帯ドップラーライダーの水蒸気差分吸収ライダー化
○青木 誠,岩井宏徳,中川勝広 (NICT)
F2. CO2-DIAL による大気境界層内での気温分布測定法
○柴田泰邦,長澤親生,阿保 真(都立大)
F3. コヒーレントドップラーライダによる潮流計測適用にむけた海面エコー検出確率の算出
○野邑 寿仁亜,伊藤優佑,吉岐 航,今城勝治,中野貴敬(三菱電機情報技術総合研究所), 飯島康裕,落水秀晃(三菱電機鎌倉製作所)
F4. 水中イメージングライダーによる濁度の深さ分布計測
○阿保 真,寺内 崇(都立大)
F5. 多波長分光計を用いた気温計測用ラマンライダーの地上校正手法
○藤田陽一郎,矢吹正教(京大生存研),竹内栄治,長谷川壽一(英弘精機)
F6. 昼間屋外計測可能なマルチガスラマン LIDAR の開発
○荻田将一,杉本幸代,朝日一平(四国総研),椎名達雄(千葉大)
14:45 - 15:15 休憩 (質疑コアタイム)
15:15 - 16:00 Session G (衛星搭載ライダー) 座長 柴田泰邦(都立大)
G1. 衛星搭載ドップラー風ライダーによる全球風観測に向けて
○石井昌憲 (都立大),岡本幸三 (気象研),久保田拓志,藤平耕一,今井 正,境澤大亮,今村俊介 (JAXA),松本紋子 (ANA HD),佐藤 篤 (東北工大),西澤智明 (環境研),村田健史 (NICT), 岡本 創 (九大応力研),沖 理子 (JAXA),佐藤正樹 (東大),岩崎俊樹 (東北大)
G2. 衛星搭載ライダー・雲レーダーによる 雲・エアロゾル・対流の全球観測計画
○西澤智明(環境研),岡本創(九大応力研),鈴木健太郎(東大大気海洋研),
石井昌憲(都立大),神 慶孝(環境研)
G3. 衛星搭載 DIAL によるグローバルな水蒸気分布観測の提案
○阿保 真,長澤親生,柴田泰邦 (都立大),内野 修,酒井 哲 (気象研),柴田 隆 (名大),勝俣昌己 (JAMSTEC)
16:00 ‒ 16:15 表彰・閉会式
廣野賞
清水幸樹 (都立大) 講演番号 D5. 「パーティクルカウンティングライダーによる浮遊火山灰の遠隔粒径分布計測」
* 廣野賞は35歳以下の若手による発表(講演発表,ポスター発表を問わず)を対象とする奨励賞です。