第 39 回レーザセンシング シンポジウム
2020年9月1-3日(Zoomによるオンライン形式)
第 39 回レーザセンシングシンポジウム実行委員会
委員長: 東京大学 藤井 隆
副委員長: 福山大学 香川 直己
現地協力: 東京大学 西田 淳子
第 39 回レーザセンシングシンポジウム協賛企業
ルミバード・ジャパン株式会社、有限会社イーオーアール、Amplitude Japan 合同会社、三興通商株式会社、英弘精機株式会社、
株式会社オプトサイエンス、株式会社日本レーザー、カンタム・ウシカタ株式会社
9月1日
10:15 - 10:30 開会式
10:30 - 12:00 Session A (ライダー観測1) 座長: 西澤智明 (環境研)
A1. 気象研ラマンライダーと Vaisala DIAL 水蒸気観測データの気象予報数値モデルへの同化実験
○酒井 哲, 吉田 智, 永井智広, 幾田泰酵, 小司禎教 (気象研)
A2. 水蒸気ラマンライダーを用いた大雨に関連する下層水蒸気の観測
○吉田 智 (気象研), 白石浩一 (福岡大), 酒井 哲, 永井智広, 幾田泰酵, 瀬古 弘, 小司禎教 (気象研)
A3. ひまわり 8 号ダスト RGB とライダー観測網を用いた黄砂ホットスポットの解明-事例解析と科研費の概要-
○甲斐憲次 (名大), 神 慶孝 (環境研), 河合 慶 (名大)
A4. 多視野角多重散乱ライダーにおけるエアロゾルの多重散乱効果の解析
○高倉 理, 西澤智明, 神 慶孝 (環境研), 青木 誠 (NICT), 岡本 創 (九大応力研)
A5. 水平ライダー観測とミー散乱理論による地表付近エアロゾルの特性解析
○シャフケティ アリフ, ラゴロサス ノフェル, 椎名達雄 (千葉大), 久世宏明 (CEReS・千葉大)
A6. 金属原子・イオン層同時観測可能な共鳴散乱ライダーの開発
○江尻 省 (極地研,総研大), 桂川眞幸, 津田卓雄 (電通大), 中村卓司 (極地研,総研大)
12:00 - 13:00 昼食 (質疑コアタイム)
13:00-13:45 特別記念講演1 座長: 藤井隆 (東大)
S1. 光コムを用いた光波の精密制御による高機能光計測技術の進展
美濃島 薫 (電通大)
14:00-15:45 SessionB (ライダー技術) 座長: 今城勝治 (三菱電機)
B1. 小型マルチモードレーザーを用いた低コスト高スペクトル分解ライダーの開発
○神 慶孝 (環境研), 青木 誠 (NICT)
B2. 高スペクトル分解ライダー用 Nd:YAG レーザーの開発
○青木 誠 (NICT), 神 慶孝(環境研)
B3. マイクロパルス差分吸収ライダーによる水蒸気の連続観測結果
○内保裕一,松木一人,竹内栄治,長谷川壽一(英弘精機),阿保 真(都立大)
B4. パーティクル偏光ライダーによる降水粒子の雨雪判別
柴田 泰邦(都立大)
B5. 鉛直風測定のための直接検波式ドップラー風ライダー開発
○岸淵航大, 石井昌憲, 竹中秀樹 (都立大), 西澤智明, 神 慶孝 (環境研), 岩井宏徳 (NICT), 岡本 創 (九大応力研)
B6. ヨウ素ブロッキングフィルターの蛍光を利用した 532nm 高スペクトル分解ライダーの検討
○杉本伸夫, 神 慶孝, 西澤智明 (環境研)
B7. 風計測シミュレーションによる衛星搭載1.5μm帯風計測ドップラーライダの検出確率及び風速計測精度に関する検討
○吉岐 航, 亀山俊平, 柳澤隆行 (三菱電機), 今村俊介, 境澤大亮, 冨井直弥 (JAXA)
15:45 - 16:15 休憩 (質疑コアタイム) 16:15 - 17:15 総会
17:15 - 17:45 功労賞受賞講演
9月2日
10:10-12:00 ポスターセッションショートプレゼン 座長: 佐藤篤 (東北工大)
P1. ライダーによるインドネシア上空の煙霧観測手法の検討
○Isam Ebisawa KUSWAN, 柴田泰邦, 阿保 真 (都立大)
P2. 2018年夏季の気象場を用いた衛星風観測シミュレーション
○山中沙羅, 石井昌憲, 竹中秀樹 (都立大), 岡本幸三, 石橋俊之, 岡部いづみ, 田中泰宙 (気象研), 久保田拓志, 藤平耕一, 今村俊介 (JAXA), 宮本佳明 (慶応大), 松本紋子 (ANA HD)
P3. コンテナを用いないライダによる野外観測:冬季北海道の観測に向けて
岩崎杉紀 (防衛大)
P4. 波長 355nm での黄砂の偏光ライダー観測
村山利幸 (海洋大)
P5. 地上センサを用いた衛星搭載ドップラー風ライダーの検証
○岩井宏徳, 青木 誠, 大城 満 (NICT), 石井昌憲 (都立大)
P6. CO2-DIAL を用いた気温観測法における誤差解析
○柴田泰邦, 長澤親生, 阿保 真 (都立大)
P7. 波長 1064nm・532nm を同時出力する波長変換パルスレーザの開発
○宮﨑達也, 星 正幸, 今井浩一, 廣橋淳二 (オキサイド)
P8. 半導体レーザー励起アレキサンドライトレーザーの連続発振特性
○平間圭悟, 佐藤 篤(東北工大)
P9. 2μm帯コヒーレントライダーの要素技術開発
青木 誠, 岩井宏徳 (NICT)
P10. 光リンクセンサーネットワークのためのレーザビームトラッカーの改良
新木智博, 香川直己 (福山大)
P11. Na飽和分光実験の理論計算に関する再考
津田卓雄, 兵藤初美, 渡部蓮 (電通大), 野澤悟徳, 川端哲也 (名大), 斎藤徳人 (理研), 川原琢也 (信州大)
12:00 - 13:00 昼食 (質疑コアタイム)
13:00-13:45 特別記念講演2 座長: 藤井隆 (東大)
S2. Cr2+添加カルコゲン化物を用いた中赤外レーザーの開発と展望
湯本正樹 (理研)
14:00 - 16:00 Session C (レーザ技術・光学技術) 座長: 杉本幸代 (四国総研)
C1. 共鳴励起型 Ho:YLF レーザーにおける共振器内励起方式の検討
佐藤 篤 (東北工大), 石井昌憲 (都立大)
C2. 高感度ガスセンサの実現に向けた赤外外部共振器型半導体レーザの開発
○横井清人, 市川祐嗣, 朝日一平 (四国総研), 山口 滋 (東海大)
C3. 青色外部共振器型半導体レーザを用いた水素ガス純度分析装置の開発
○市川祐嗣, 横井清人, 朝日一平 (四国総研), 椎名達雄 (千葉大), 山口 滋 (東海大)
C4. 新しい LD/LED 短パルス回路に関する考察
椎名達雄 (千葉大)
C5. 深紫外ラマン分光用遠隔計測装置の小型化
○江藤修三 (電中研), 朝日一平 (四国総研)
C6. 次世代型極高エネルギー宇宙線観測用望遠鏡 CRAFFT に用いる光電子増倍管の感度較正
○柴田規迪, 多米田裕一郎 (大阪電通大), 冨田孝幸 (信州大), 池田大輔 (神奈川大), 山崎勝也 (中部大), 窪田悠人 (信州大)
C7. 魚眼 CCD カメラを用いた雲観測システム
○柴崎悠馬, 冨田孝幸 (信州大), 山崎勝也 (中部大), 中村 凌, 吉岡 翼 (信州大)
C8. ドローン搭載型光源を用いた大気蛍光望遠鏡の視野方向解析
○日比亮佑, 冨田孝幸 (信州大), 多米田裕一郎 (大阪電通大), 佐野賢吾, 中澤 新 (信州大)
16:00 - 16:30 休憩 (質疑コアタイム)
16:30-17:45 SessionD (ライダー観測2) 座長: 津田卓雄 (電通大)
D1. 低コヒーレンスドップラーライダーによる粉塵速度計測
○大久保洸祐, ラゴロサス ノフェル, 椎名 達雄 (千葉大)
D2. ドップラーライダと多重散乱偏光ライダ観測による鉛直流と雲底高度の関係解析
○瀬戸拓也, 岡本 創, 佐藤可織, 及川栄治, 藤川雅大 (九大応力研), 岩井宏徳, 青木 誠 (NICT), 石井昌憲 (都立大), 西澤智明, 神 慶孝 (環境研)
D3. DIAL により観測された自由対流圏 CO2 濃度の増加イベント
長澤親生, 阿保 真, 柴田泰邦 (都立大)
D4. 車載型ライダーによる地上付近のエアロゾル水平分布観測
○矢吹正教, 石井侑志 (京大), 三浦和彦 (東京理科大, 富士山環境研究センター)
D5. バイスタティックライダーを用いたユタ砂漠地帯の夜間大気透明度の観測
○冨田孝幸, 中村智行, 上濱孝文 (信州大), 山﨑勝也 (中部大)
9月3日
10:45-11:15 産業応用ライダープロジェクト調査委員会招待講演 座長: 平野嘉仁 (三菱電機)
I1. スマートモニタリングのための複数 LIDAR と機械学習の「目利き」によるセンサネットワーク
新熊亮一(芝浦工大)
11:15-12:00 SessionE (産業応用ライダー) 座長: 椎名達雄 (千葉大)
E1. 共鳴ラマンライダによる微量有害物質遠隔計測
○朝日一平, 杉本幸代, 市川祐嗣, 荻田将一, 星野礼香, 山下 望 (四国総研), 江藤修三 (電中研),
染川智弘, Haik Chosrowjan, 谷口誠治 (レーザー総研)
E2. レーザー誘起ブレークダウンを利用したコンクリート構造物の遠隔塩分評価手法の開発
○染川智弘 (レーザー総研・阪大レーザー研), 名古屋通義 (中日本エンジ), 藤田雅之 (レーザー総研・阪大レーザー研)
E3. レーザ分光法によるポリマーがいしの遠隔劣化診断に向けた計測ロバスト性の評価
○本間大成, 藤井 隆, 熊田亜紀子 (東大), 本間宏也, 大石祐嗣 (電中研)
12:00 - 13:00 昼食 (質疑コアタイム)
13:00 - 14:15 Session F (レーザセンシング) 座長: 染川智弘 (レーザー総研)
F1. 差分吸収ライダーを用いた火山ガスフラックスの遠隔モニタリング手法の検討
○新井達也, 阿保 真 (都立大)
F2. 移動式イメージングライダーによる濁度の三次元分布計測
○市原涼太郎, 阿保 真 (都立大)
F3. DPSS 水平ライダーによる福島の放射性エアロゾル検出のための偏光解消度測定
○ラゴロサス ノフェル, 大久保洸祐, 椎名達雄 (千葉大)
F4. ラマンライダを用いた三次元マルチガス計測技術の開発
○荻田将一, 杉本幸代, 朝日一平 (四国総研), 椎名達雄 (千葉大)
F5. LED 利用小型視程計と AD-Net ライダーによるエアロゾル観測結果の比較
○清水 厚, 杉本伸夫, 神 慶孝, 西澤智明 (環境研), 櫻井元樹, 鈴木公治 (アイ・アール・システム)
14:15 - 14:45 休憩 (質疑コアタイム)
14:45 - 16:00 Session G(飛翔体ライダー) 座長: 柴田泰邦 (都立大)
G1. 衛星搭載ドップラー風ライダーによる全球風観測の検討
○石井昌憲, 山中沙羅, 竹中秀樹 (都立大), 岡本幸三, 岡部いづみ, 関山 剛 (気象研), 久保田拓志, 藤平耕一, 今井 正, 境澤大亮, 今村俊介, 沖 理子 (JAXA), 宮本佳明 (慶応大), 松本紋子 (ANA HD), 佐藤 篤 (東北工大), 西澤智明 (環境研), 竹見哲也 (京大), 岡本 創 (九大応力研), 佐藤正樹 (東大大気海洋研), 岩崎俊樹 (東北大)
G2. EarthCARE 衛星搭載ライダー・イメージャーを用いたエアロゾル・雲導出アルゴリズムの開発
○西澤智明 (環境研), 工藤 玲 (気象研), 日暮明子, 高倉 理 (環境研), 及川栄治, 岡本 創 (九大応力研)
G3. 地上送信部と衛星を用いた海上の水蒸気差分吸収計測の提案
○阿保 真, 長澤親生, 柴田泰邦 (都立大)
G4. ISS 搭載レーザー高度計のプロジェクト化に向けて
○境澤大亮, 大川洋平, 三橋 怜, 澤田義人, 今井 正, 木村俊義(JAXA)
G5. ISS 搭載レーザー高度計用レーザー送信機の研究開発
○境澤大亮, 大川洋平, 三橋 怜, 澤田義人, 今井 正, 木村俊義(JAXA)
16:00 - 16:30 表彰・閉会式
廣野賞
本間大成 (東京大学) 講演番号 E3. 「レーザ分光法によるポリマーがいしの遠隔劣化診断に向けた計測ロバスト性の評価」
* 廣野賞は35歳以下の若手による発表(講演発表,ポスター発表を問わず)を対象とする奨励賞です。