第33回レーザセンシングシンポジウム プログラム

東京都大田区南蒲田/大田区産業プラザPIO コンベンションホール

第1日 9月10日(木)

開会の挨拶 10:00-10:05 

A.エアロゾル 10:05-11:50 座長:清水 厚(環境研)

A-1 多機能ライダー観測ネットワークによるエアロゾルの特性評価
○杉本伸夫、西澤智明、清水 厚、松井一郎、神 慶孝(環境研)、鵜野 伊津志、原 由香里(九州大)、弓本桂也(気象研)、Pablo Ristori、Eduardo Quel(CEILAP)(予稿集 p.2-3 (158kB))

A-2 能動・受動型センサーの複合利用によるエアロゾル光学特性のリモートセンシング
○工藤 玲(気象研)、西澤智明(環境研)(予稿集 p.4-5 (242kB))

A-3 Effects of dust on aerosol scattering enhancement factor as measured with a ground-based slant path lidar in Chiba, Japan
○Nofel Lagrosas (Manila Observatory), Hayato Saito, Tomoaki Tsuneyoshi, Naohiro Manago, Hiroaki Kuze(千葉大)(予稿集 p.6-7 (235kB))

A-4 シーロメーターとライダーでとらえたゴビ砂漠のダストストームの構造:2013年5月22-23日の事例
○河合 慶、甲斐憲次(名古屋大)、神 慶孝、杉本伸夫(環境研)、D. Batdorj(モンゴル気象環境監視庁)、D. Jugder(モンゴル気象水文環境情報研)(予稿集 p.8-9 (411kB))

A-5 北極対流圏エアロゾルの連続観測
○柴田 隆(名古屋大)、 白石浩一(福岡大)、 岩崎杉紀(防衛大)、 塩原匡貴(極地研)、 鷹野敏明(千葉大)(予稿集 p.10-11 (710kB))

A-6 佐賀の可搬型ライダーで高度2 km以下に観測された高濃度オゾンとエアロゾル (1) オゾンライダーの解析と全球化学気候モデルとの比較
○内野 修(環境研、気象研)、酒井 哲、泉 敏治、永井智広(気象研)、森野 勇(環境研)、出牛 真、眞木貴史(気象研)、赤穂大河、奥村 浩、新井康平(佐賀大)、松永恒雄、横田達也(環境研)(予稿集 p.12-13 (167kB))

A-7 佐賀の可搬型ライダーで高度2km以下に観測された高濃度オゾンとエアロゾル(2)ミーライダーの解析と全球エアロゾルモデルとの比較
○泉 敏治(気象研)、内野 修(環境研、気象研)、酒井 哲、永井智広(気象研)、森野 勇(環境研)、山崎明宏、弓本桂也(気象研)、田中泰宙(気象庁)、眞木貴史(気象研)、赤穂大河、奥村 浩、新井康平(佐賀大)、松永恒雄、横田達也(環境研)(予稿集 p.14-15 (206kB))

協賛企業ショートプレゼンテーション 13:00-13:10 座長:斉藤保典(信州大)

B. ライダー技術 13:10-13:55 座長:斉藤保典(信州大)

B-1 衛星搭載ライダ信号解釈のための多視野角・多重散乱偏光ライダ開発
○岡本 創、佐藤可織(九州大)、西澤智明、杉本伸夫、神慶孝、清水 厚(環境研)、鷹野敏明(千葉大)(予稿集 p.16-17 (1MB))

B-2 マルチ縦モードレーザーを用いた高スペクトル分解ライダーの考案
○神 慶孝、杉本伸夫、西澤智明(環境研)、Pablo Ristori、Lidia Otero、Eduardo Quel(レーザ応用研、アルゼンチン)(予稿集 p.18-19 (241kB))

B-3 コヒーレントドップラーライダーによる雨滴粒径分布の鉛直プロファイル推定
○青木 誠、岩井宏徳、中川勝広、石井昌憲、水谷耕平(NICT)
(予稿集 p.20-21 (428kB))


ポスターショートプレゼンテーション 13:55-14:30 座長:斉藤保典(信州大)


ポスター発表 14:30-15:40 座長:斉藤保典(信州大)

A.エアロゾル

P-1 SPM/PM2.5からの黄砂判定の可能性-ライダー黄砂消散係数を指標として-
○清水 厚、杉本伸夫、松井一郎、西澤智明(環境研)(予稿集 p.22-23 (364kB))

P-2 舶用Raman-Mieライダーによる海上大気観測
○谷口京子(JAMSTEC)、松井一郎、清水 厚、西澤智明(環境研)、勝俣昌己(JAMSTEC)(予稿集 p.24-25 (330kB))

P-3 Seasonal variation of polarization properties of tropospheric aerosols over western Japan based on polarization optical particle counter (POPC) measurement
○Xiaole Pan, Itsushi Uno, Yukari Hara(九州大), Hiroshi Kobayashi(山梨大), Nobuo Sugimoto(環境研), Shigekazu Yamamoto(福岡県保健環境研)
(予稿集 p.26-29 (1.6MB))

P-4 ラマンライダーと地上サンプリングによるライダー比の比較
○恒吉智明、齋藤隼人、Nofel Lagrosas、眞子直弘、久世宏明(千葉大)(予稿集 p.30-31 (525kB))

B. ライダー技術

P-5 ファラデーフィルタを用いた気温観測用高スペクトル分解能ライダーにおける磁場変動の影響
○有賀幸輝、阿保 真、柴田泰邦(首都大東京)(予稿集 p.32-33 (543kB))

P-6 局所豪雨をもたらす積乱雲検知のためのスキャンニングライダー
○関口将基、柴田泰邦(首都大東京)(予稿集 p.34-35 (301kB))

C.センシング技術

P-7 蛍光ライダーを用いた湖沼・海域におけるCOD推定法の検討
○長岡宏幸、阿保 真(首都大東京)(予稿集 p.36-37 (???kB))

P-8 レーザー励起分光計による深海での油観測技術の開発
○篠野雅彦(海技研)、平戸遼介(海洋大)(予稿集 p.38-39 (302kB))

P-9 地上衛星間アップリンクレーザービームの大気伝搬による強度変動
○豊田雅宏(NICT)(予稿集 p.40-43 (302kB))

P-10 1.5μm帯2波長光源から発生するテラヘルツ波の可変周波数制御
○駒井翔伍、柴田泰邦(首都大東京)(予稿集 p.44-45 (437kB))

P-11 フェムト秒レーザーを用いたレーザー誘起ブレイクダウン分光によるセシウムエアロゾルの遠隔検知
○藤井 隆(電中研)、伊澤 淳、倉田孝男(IHI)、横澤 剛(INCエンジニアリング)、江藤修三(電中研)(予稿集 p.46-47 (530kB))

P-12 後方散乱偏光画像を用いたプランクトン計測
○山岸 進、成田美穂、荒川久幸、村山利幸(海洋大)(予稿集 p.48-49 (390kB))

D. レーザー

P-13 1.6μm DIAL による境界層内のCO2 濃度と気温の鉛直分布測定
○柴田泰邦、長澤親生、阿保 真(首都大東京)(予稿集 p.50-51 (272kB))

P-14 ファイバーレーザ励起2ミクロンレーザの研究開発
○水谷耕平、石井昌憲、板部敏和(NICT)、浅井和弘、佐藤 篤(東北工大)(予稿集 p.52-53 (404kB))

P-15 中赤外リモートセンシングのための電子波長可変Cr:ZnSeレーザー励起6-10μmコヒーレント光源
○湯本正樹、斎藤徳人、和田智之(理研)(予稿集 p.54-55 (404kB))

E. 衛星搭載ライダー

P-16 Simulation study for a spaceborne wind Doppler lidar: Analysis of a full month of data simulated with the SIMulator for Coherent Doppler Lidar (ISOSIM-L)
P. Baron, ○S. Ishii, K. Okamoto(NICT), K. Gamo(富士通FIP), K. Mizutani(NICT), C. Takahashi(富士通FIP), T. Itabe(NICT), T. Iwasaki(東北大), T. Kubota(JAXA), S. Ochiai(NICT), R. Oki, D. Sakaizawa(JAXA), M. Satoh(東京大), Y. Satoh(JAXA) and M. Yasui(NICT) (予稿集 p.56-59 (404kB))

F. 大気ライダー観測

P-17 2011-2015年における昭和基地レイリー/ラマンライダーを用いた大気温度観測
○西山尚典、中村卓司、江尻 省(極地研)、阿保 真(首都大東京)、川原琢也(信州大)、津田卓雄(電通大)、鈴木秀彦(明治大) (予稿集 p.60-61 (721kB))

P-18 ヒルベルト変換の導入による大気重力波解析法の改良
○木暮 優(総研大)、中村卓司、江尻 省、西山尚典、堤雅基、冨川喜弘(極地研)、津田卓雄(電通大) (予稿集 p.62-63 (721kB))

P-19 共鳴散乱ライダーにおけるスポラディック金属原子層観測手法の検討
○花澤佑季、阿保 真(首都大東京) (予稿集 p.64-65 (305kB))

P-20 共鳴散乱ライダーによるスポラディックE層の鉛直構造観測
○江尻 省、津田卓夫、西山尚典(極地研)、阿保 真(首都大東京)、中村卓司(極地研) (予稿集 p.66-67 (451kB))

P-21 波長可変共鳴散乱ライダーによるMLT温度の観測
○津田卓雄(電通大)、江尻 省、西山尚典(極地研)、阿保 真(首都大東京)、川原琢也(信州大)、中村卓司(極地研) (予稿集 p.68-69 (1.2MB))

G. DIAL・ラマン

P-22 対流圏オゾンDIAL用全固体紫外レーザの検討
○内田行紀、阿保 真、柴田泰邦(首都大東京) (予稿集 p.70-71 (446kB))

P-23 局地的大雨予測のための水蒸気DIALによる水平スキャン観測の検討
○菊田 達也、Pham Le Hoai Phong、阿保 真(首都大東京) (予稿集 p.72-73 (417kB))

P-24 Field-deployable diode-laser-based water vapor DIAL with modulated pulse technique :preliminary results
○Phong Pham Le Hoai, Makoto Abo(首都大東京), Tetsu Sakai.(気象研) (予稿集 p.74-75 (318kB))

P-25 波長可変中赤外線レーザーを用いた吸収スペクトル計測器の開発
○桜井雅朗、清野恵祐、冨田孝幸、斉藤保典(信州大) (予稿集 p.76-79 (382kB))

P-26 大気中メタン濃度の4次元観測ライダーの検討
○阿保 真、柴田泰邦、長澤親生(首都大東京) (予稿集 p.80-81 (426kB))

P-27 擬似ランダム変調CWライダーの開発
○内海通弘、待鳥雄哉、石田美緒、坂田亮介(有明高専) (予稿集 p.82-83 (336kB))

P-28 DIALの新リトリーバルアルゴリズム
○長澤親生、竹田 瞬、柴田泰邦、阿保 真(首都大東京) (予稿集 p.84-85 (445kB))

P-29 LEDミニラマンライダーによる水素計測
○椎名達雄(千葉大)、野口和夫(千葉工大)、辻 健二(中部電力) (予稿集 p.86-87 (1.2MB))

H. ドップラーライダー

P-30 ドップラーライダによる風とSN比の観測データを併用した数値気象モデルの予測特性評価
○田村英寿(電中研) (予稿集 p.88-89 (329kB))

P-31 2μm帯コヒーレントドップラーライダーの初期性能評価
○大塚涼平(首都大東京)、青木 誠、石井昌憲、水谷耕平(NICT) (予稿集 p.90-91 (342kB))

P-32 小型ドップラーライダーを用いた都市ビル群内の風速鉛直分布観測
○青柳曉典、泉 敏治、酒井 哲、永井智広(気象研) (予稿集 p.92-93 (1.9MB))

S. 特別セッション「ドップラーライダーに見るライダーの実用化」 15:50-17:30  座長:阿保 真(首都大東京)

S-1 風計測ライダの風力発電への応用
亀山俊平、今城 勝治、小竹論季、梶山裕、円城雅之(三菱電機) (予稿集 p.94-95 (215kB))

S-2 LIDARを活用した風力発電に関する研究開発
小垣哲也(産技研) (予稿集 p.96-97 (129kB))

S-3 航空気象業務におけるドップラーライダーの活用と今後の更なる有効利用について
藤田英治、山本健太郎(気象庁) (予稿集 p.98-99 (277kB))

S-4 雲科学と3次元走査型コヒーレントドップラーライダー
藤吉康志(北海道大)(予稿集 p.100-103 (602kB))


全体会議 17:30-18:00



第2日 9月11日(金)

C.センシング技術 09:30-10:30 座長:篠野雅彦(海技研)

C-1 可搬型LIFSライダーを用いた物質同定および立体計測
○冨田孝幸、西澤直人、藤井貴大、斉藤保典(信州大)(予稿集 p.104-107 (5MB))

C-2 LIFSライダーによる物質同定のための蛍光スペクトル計測
○久保田智貴、斉藤保典、冨田孝幸、菅沼田光、塚田祥大(信州大)(予稿集 p.108-111 (910kB))

C-3 水中レーザーリモートセンシングに向けた海水溶存CO2のラマン分光測定
○染川智弘(レーザー総研)、藤田雅之(大阪大)(予稿集 p.112-113 (454kB))

C-4 多波長の光パルスを用いた実時間水面センシング技術の検討
○増田浩次、後藤春可、富谷祐司、北村 心、相原弘和、船越康央、宇田川健太(島根大)(予稿集 p.114-115 (342kB))

D. レーザー 10:50-11:50 座長:加瀬貞二(NEC)

D-1 -80〜-40℃の温度帯におけるTm,Ho:YLFレーザの小信号利得測定
○佐藤 篤、浅井和弘(東北工大)、石井昌憲、水谷耕平、落合 啓(NICT)(予稿集 p.116-117 (665kB))

D-2 波長0.64μm帯でのTm,Ho:LLFレーザにおけるHo上準位イオン密度測定
○草刈星貴、佐藤 篤、浅井和弘(東北工大)、石井昌憲、水谷耕平、落合 啓(NICT)(予稿集 p.118-119 (304kB))

D-3 任意の二周波数の組合せで発振可能な注入同期レーザー
○桂川眞幸(電通大)(予稿集 p.120-121 (228kB))

D-4 コヒーレントライダー光源のための2μm帯光周波数基準伝送システムの開発
○長野重夫、熊谷基弘、李 瑛、井戸哲也、花土ゆう子、石井昌憲、水谷耕平、青木 誠、大塚涼平、落合 啓(NICT)(予稿集 p.122-125 (754kB))

E. 大気ライダー観測 13:00-14:30  座長:柴田泰邦(首都大東京)

E-1 CALIPSO衛星搭載ライダーによるエアロゾル推定アルゴリズムの改良
○及川栄治、西澤智明(環境研)、萩原雄一朗、岡本 創(九州大)、杉本伸夫(環境研)(予稿集 p.126-127 (1.4MB))

E-2 ISS搭載樹冠高観測ライダー計画
○今井 正、境澤大亮、室岡純平、木村俊義(JAXA)、浅井和弘(東北工大)(予稿集 p.128-129 (340kB))

E-3 超低高度衛星搭載ドップラー風ライダーによる風観測
○石井昌憲、Philippe Baron、 水谷耕平、落合 啓(NICT)、境澤大亮、久保田拓司、沖 理子(JAXA)、佐藤 篤、岡本幸三、石橋俊之、田中泰宙、関山 剛、眞木貴史(東北工大)、山下浩史(気象庁)、西澤智明(環境研)、佐藤正樹(東京大)、岩崎俊樹(東北大)(予稿集 p.130-131 (709kB))

E-4 低緯度の下部成層圏に存在する巻雲の特徴について
○岩崎杉紀(防衛大)、Z.J. Luo(ニューヨーク市大)、久保田尚之(JAMSTEC)、柴田 隆(名古屋大)、岡本 創(九州大)、石元裕史(気象研)(予稿集 p.132-135 (1.3MB))

E-5 南極昭和基地レイリーラマンライダーとAIM/CIPSデータによって得られた極中間圏雲の消長メカニズムの解明
○鈴木秀彦(明治大), 中村卓司, 江尻省, 冨川喜弘(極地研), 阿保真(首都大東京), 堤雅基(極地研), 川原琢也(信州大), 津田卓雄(電通大), 西山尚典(極地研)(予稿集 p.136-137 (330kB))

E-6 航空機搭載CO2DIALの開発(2)
○今奥貴志(NECエンジニアリング)、石井昌憲(NICT)、椎名哲男(NECエンジニアリング)、菱沼孝穂(NEC航空宇宙システム)、加瀬貞二、川原章裕(NEC)、フィリップ・バロン、水谷耕平、青木 誠、落合 啓(NICT)(予稿集 p.138-139 (435kB))

F. 大気ライダー観測 14:50-15:50  座長:江尻 省(極地研)

F-1 1.6μm DIALによる境界層CO2鉛直分布の連続観測
○柴田泰邦、長澤親生、阿保 真(首都大東京)(予稿集 p.140-141 (345kB))

F-2 2015年春季福岡で蛍光ライダーにより観測された汚染大気・黄砂の蛍光特性
〇白石浩一(福岡大)、水谷耕平、安井元昭(NICT)(予稿集 p.142-143 (553kB))

F-3 UV-Cラマンライダーによる水蒸気の昼夜連続計測
〇矢吹正教、上杉拓麿(京都大)、塚本 誠、長谷川壽一(英弘精機)、岡谷良和、津田敏隆(京都大)(予稿集 p.144-145 (252kB))

F-4 小型ラマンライダーを用いた放射線分解による水相計測
○椎名達雄、斎藤隼人、眞子直弘、久世宏明(千葉大)、羽生敏紀、金山文彦、福島峰夫(原子力機構)(予稿集 p.146-147 (862kB))

表彰式、閉会の挨拶 15:50-16:00



広野賞受賞者:

青木 誠(NICT)

対象論文:B-3「コヒーレントドップラーライダーによる雨滴粒径分布の鉛直プロファイル推定」

*広野賞は35歳以下の若手による発表(講演発表、ポスター発表を問わず)を対象とする奨励賞です。

ベストポスター賞受賞論文:

P-3 "Seasonal variation of polarization properties of tropospheric aerosols over western Japan based on polarization optical particle counter (POPC) measurement"
Xiaole Pan,
Itsushi Uno, Yukari Hara(九州大), Hiroshi Kobayashi(山梨大), Nobuo Sugimoto(環境研), Shigekazu Yamamoto(福岡県保健環境研)