2025年9月13日
第18回 レーザセンシングセミナー開催のお知らせ:
レーザセンシング学会企画委員会では、会員向けにオンラインセミナーを開催しています。産業応用が進むレーザセンシングに関わる技術の基礎や最新動向、将来像等について、各分野の専門家をお招きしてわかりやすく解説して頂く予定です。会員の方は無料で聴講頂けますので、新しいレーザセンシング技術に触れる機会として頂けると幸いです。セミナーは会員限定ですので、非会員の方には会員登録の上ご参加頂くようお願い申し上げます。なお、非会員の方も一回に限りセミナーを視聴できる「お試し視聴」を実施しています。
第18回のセミナーは、自然科学研究機構 分子科学研究所 平等拓範 教授を講師にお招きして、下記の要領で開催予定です。
・開催日時:2025年10月2日(木)15:30-17:00
・講演題目:小型集積レーザーによるリモートセンシングの可能性
・講師: 平等拓範(自然科学研究機構 分子科学研究所 社会連携研究部門 特任教授)
・講演内容:固体レーザーは,狭線幅スペクトルやジャイアントパルス,超短パルスなど高輝度光発生に優れており,非線形光学の進展と相まって量子エレクトロニクス分野を切り拓いてきた.そして産業からインフラ整備,医療まで幅広い分野での利用が進んでいる.そして今もなお重力波観測やレーザー核融合,レーザー粒子加速,さらにアト秒科学など量子力学のフロンティアを牽引している.
しかし,従来の固体レーザーは大型,不安定で効率も低く,その利用が制限されてきた.本講演では,近年の固体レーザー媒質そのものの機能発現を探求するマイクロ固体フォトニクス(Micro Solid-State Photonics)の展開について紹介したい.特に,可能となった表面活性化による直接接合は,固体レーザーに革新をもたらしている.パワーレーザーの小型集積化や高輝度化を可能としてきたレーザーセラミックス,分極反転,などと併せ学理と社会実装,そして小型集積レーザー(Tiny Integrated Laser, TILA)におけるスタートアップの話題も含めリモートセンシングにおける可能性につき議論したい.
・場所:オンライン(zoom)
・参加費:レーザセンシング学会会員:無料
非会員:入会を条件に無料で参加可能です。
(なお、一回に限りお試し視聴が可能です。)
・参加申込み:以下のページにある聴講登録フォームからお申し込みください。
https://laser-sensing.jp/lrsj-webinar/
・お問合せ先:
藤井(東京大学)fujii(at)p-front.t.u-tokyo.ac.jp ((at)は@)
レーザセンシング学会への入会はこちらから。
(入会費無料、年会費2000円、学生500円)
2025年9月6日
第32回レーザレーダ国際会議のSecond Announcementの発行について::
2026年7月5-10日に広島で開催される 32nd International Laser Radar Conference (ILRC32)の2nd Announcementを発行しました。こちらのリンクからご覧ください。ライダーやレーザセンシングの技術と応用に関する国際会議です。日本での開催は20年ぶりとなります。ぜひ多くの皆様に参加いただくようお願いいたします。
2025年9月6日
第43回レーザセンシングシンポジウムにおける廣野賞発表賞審査結果:
第43回レーザセンシングシンポジウムホームページに廣野賞発表賞審査結果を掲載しました。
2025年8月5日
Optics & Photonics Japan 2025(OPJ2025)開催のお知らせ:
本学会も協賛する日本光学会主催のOPJ2025が、2025年12月9日(火)~12月11日(木)に徳島市、あわぎんホールで開催されます。講演申込期間は2025年8月4日(月)~9月5日(金)となっています。詳細はOPJ2025 Webサイトをご覧ください。
2025年4月16日
レーザセンシング学会誌6巻1号を発行しました。学会誌のページをご覧ください。会員の皆様にはpdfファイルをダウンロードいただけます。
2025年3月29日
第27回大気ライダー研究会開催報告:
「第27回大気ライダー研究会」が、3月28日に情報通信研究機構イノベーションセンター(東京日本橋タワー)で開催されました。
プログラムはこちらでご覧いただけます。
2025年2月3日
2026年の国際レーザレーダ会議 (ILRC32)、広島開催決定のお知らせ:
先週行われたICLAS委員会での審査と投票の結果、次回2026年の第32回国際レーザレーダ会議 (ILRC32) の開催地は広島に決まりました。期日は2026年7月5〜10日、会場は広島国際会議場です。日本での開催は、1974年と1994年の仙台、2006年の奈良に次いで4回目になります。九州大学の岡本創教授を大会委員長とし、実行委員会を編成して準備を進めます。会員の皆様にはご協力をお願いすることも多いと思いますが、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
国際交流担当 酒井
2024年10月29日
衛星搭載ライダーの現状と将来に関する調査報告書を作成:
衛星搭載ライダーに関するプロジェクト調査委員会により「衛星搭載ライダーの現状と将来に関する調査報告書」が作成されました。(pdfファイルはこちら)